コロナ感染者数増加について

コロナ重症者数は東京で7月20日現在18人です。
少し遅れて増える事を考えても今後第6波程度ではないでしょうか。
 
報道ではやれ後遺症がとか騒いでおりますが、通常の肺炎でも線維化などは残る事はあります。
いつもの風邪でも喉は痛いですし、咳は出ます。
重症者数を考えるとインフルエンザと大差ないと考えます。
そして診断にPCRを求めれば余計なものも拾い上げます。
ちょっと変だと感じたら直ぐに医療機関へとなれば、そりゃ医療機関も機能不全になります。
 
現在、当院でも濃厚接触やらなにやらでスタッフ数が減少しております。
通常診療を維持することが最低条件ですので、多くの発熱患者さんに対応するのは現実的には厳しい状況です。
ただ単に検査だけするのであれば数をこなせるのでしょうが、お話聞いて、診察して、検査して、結果をご説明して処方して、など一連の流れではどうしても時間が掛かります。
その中で残ったスタッフも疲労の色が濃くなってきております。
どうぞそのあたりもご理解頂ければ幸いです。
 
武漢コロナの時代とはフェーズが違います。
そろそろ5類を真剣に考える時期だと思います。
ゼロコロナを目指すなら話は別ですが。