新型コロナの陽性件数

7月後半になり連日コロナの陽性件数が増えています。
TVを含めたマスコミは盛んに不安を煽るような報道を相変わらずしております。
そんなに視聴率バブル稼ぎたいのでしょうか?
私は一切TVは見ません(^^)
さて、現在の状況はどう判断すればよいのでしょうか?
私は感染症の専門医でもなんでもありませんが、以前の3月4月の頃とちょっと違う印象があります。
5月に一度東京で患者数が一桁になりましたが、そこが潮目だったような気がします。
現在、明らかに重傷者数が少ないです。
若者に感染が多いからと言われますが、中高年も以前より活動は増しています。
感染して3日くらいすると抗原も検出されなくなるケースもあるとのことです。
勿論サイトカインストームが発生して重症化する方もおられるでしょうが、その数はインフルエンザで重症化する人数より少ないと思います。
これは何を意味するかというと、他のコロナの仲間入りが近いのでは?ということです。
ただ、それは日本国内に限った話かも知れません。現在世界全国総鎖国状態ですが、強毒性のウィルスが減って弱毒性のウィルスが国内で絶賛感染中と言うことであれば、外国産のウィルスはまだ油断できません。そういう観点からは沖縄の現状に注意が必要です。
また、今やPCRをうけるのにかなりハードルは下がりました。
中には自費で¥49800なんて明らかに足元みてる悪徳クリニックもありますが、望めば比較的簡単に受けられます。
そうすると陽性数は増えるに決まっています。
なぜならPCRはウィルスの残骸のRNAも拾ってしまう事があるからです。
ですのでPCR陽性と病状の継続は分けて考えるべきです。
今後発表するなら重傷者数か発症から3日くらいまでの明らかな感染力を持った人数でよいのではないでしょうか?
GOTOキャンペーンは、何もキャンペーンしなくても行きたい人は旅行するのだから、流れに任せて敢えて政府が後押しする必要はなかったとは思いますが、アウトではないと思います。感染対策さえしていれば問題ないはずです。
一定数の感染は絶対あります。

感染は無いにこしたことはないですが、0にすることは不可能ですし目指すのはナンセンスです。
現状を受け入れるのも大切ではないでしょうか?

因みに話は変わりますが、国際医療福祉大学の高橋泰教授の日本人の抗体陽性率が低いのは抗体出来る前に自然免疫(細胞性免疫)で対処しているからと言う考えはとても興味深いですし、すんなりと腑に落ちます。
もっといろいろおっしゃっているのですが、ご興味がある方はお調べになって下さい。

今年のインフルエンザがどうなるか分かりませんが、ワクチン数は例年通りという恐ろしい状態です。
コロナの影響でせめてインフルエンザワクチンだけでも打っておこうと考える人が多くなるに決まっているのにもです。
また秋になるとワクチンありません、という状況になるのかと考えるとどうにかしろ!と言いたくなります。

以前から時々添付している公立陶生病院感染症科の武藤先生の資料が出ましたのでアップします。
ちょっと長いですがまとめとしてよいと思います(^^)
今週のコロナ