AIの時代を迎えて
今年の夏も記録的な猛暑を迎えております。日によっては沖縄が一番気温が低いときもあり、これからは沖縄に避暑に行く、なんてこともあるかも知れません。とりあえずくれぐれも熱中症にはお気を付けください。
さて、話は変わりますが、最近医療界でもAIの技術が進行しております。数年前より当院でも胸部レントゲンの読影にはAIによる判定を導入しております。やはり肺がんの見落としが一番怖いので、大いに助かっております。
そして先月より上部内視鏡検査、いわゆる胃カメラにもAiを導入しました。
昔のように胃がんの方は減少傾向にはありますが、ピロリ菌除菌後の萎縮性胃炎に発生した胃がんや食道がんは依然として診断が困難なことがあります。疲れ知らずの頼れる相棒として活躍を期待しております。しかし、不思議なものでAiを導入したから任せっきりになるかと思いきや、AIでも分からない微小な癌を見つけようとムキになっている自分がおります。
これが正しいAIの使い方なのでしょうかね(笑)