胃癌の「ABC健診」がテーマです。胃がんの原因としてピロリ菌の感染が密接に関連あります。
ピロリ菌は早期除菌に尽きると思われます。先手必勝。是非一度検査をお勧めします。
また、自治体で内視鏡健診も始まっています。そちらも利用しない手はありません。
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「吐き気」がテーマです。夏場には食中毒が原因で嘔吐、下痢を来すことがよくあります。一般的には対症療法でしのぐのが一番ですが、まれに脳疾患などによる事もあります。
頭部打撲歴があったり、手足の動きが変な場合には我慢しないで医療機関を受診されて下さい。
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「腹痛」がテーマです。腹痛にもいろいろ種類があります。胃や腸などに原因がある場合や、血管や心臓に原因がある事もあります。
経験したことの無い痛みに見舞われた場合には躊躇せずに医療機関をすぐに受診して下さい。
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「NHK総合診療医ドクターGの撮影お手伝いしました。
番組制作の裏側を見られて楽しい経験でした。面白い番組ですので今後も是非ご覧になって下さい。
http://www4.nhk.or.jp/doctorg/
胃もたれについてです。「食べたら寝るな、牛になるぞ」という言葉を聞いたことがある方は多いかと思われます。
食っちゃ寝、食っちゃ寝していれば体型も牛になってしまうかもしれませんが、牛は食後胃の中のものを再び口の中に戻してモグモグしてますよね。すぐ寝てしまうと胃の中のものが逆流して同じように戻ってしまうということです。ひどくなると逆流性食道炎になってしまいます。
気を付けましょう。
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冬場に多い、下痢についてです。多くは感染性腸炎によるものです。家庭内感染、職場内感染を引き起こすことがありますので、手洗いなどを徹底して、もし家庭内に感染者がいた場合には洗濯物にも気を付けましょう。ウイルスの場合、アルコール消毒は無効ですので注意して下さい。ついでに下痢止めも使うべきではありません。
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子供へのピロリ菌感染を予防しましょう。多くは5歳までの経口感染で成立すると言われています。ピロリ菌に感染していない場合は胃がんに罹るリスクはかなり低くなります。胃がんは遺伝するのではなく、ピロリ菌の親子間による感染が原因になります。
親御さんでピロリ菌を持っていることが分かっていれば、お子さんが20歳になったら検査をお勧めしてみましょう。
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稀に重症化することもあります。夏場の生ものには十分気を付けて下さい。
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新年度が始まりました。新学期が始まったり、新しい職場に変わったりなど生活パターンが変わることが多い時期です。
ストレスなどが高まり、腸の具合が悪くなる事もあります。下痢であったり、便秘であったりいろいろな症状がありますが、悩んだりせずに一度相談されてみては如何でしょうか。
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最近、先行して流行したインフルエンザに加えてノロが流行し始めました。爆発的な流行にはなっていませんが、家庭内などで局所的な流行が見られます。手洗い、消毒はきちんとしましょう。
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ポールマッカトニーさんは腸捻転だったのですね。手術を受けられたとしたら流石に公演は厳しいですね。
高齢の男性に見られる疾患です。
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生魚などを食べたあとに発症する急激な腹痛は寄生虫であるアニサキスによる可能性があります。
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メタボリックシンドロームの基準についての取材を受けました。ウエストが男性は85cm以上、女性は90cm以上がの場合にメタボリックシンドロームの可能性があります。但し、必ずそうかと言われれば違います。むしろ低HDL血症、高TG血症、高血圧、高血糖の方がこのウエストになった場合にメタボリックシンドロームの可能性がある、という基準のウエストだけが独り歩きしているとのお話でした。
経鼻胃内視鏡検査をレポーターの方が体験されました。初めての検査で緊張されてましたが、さすがはプロの方で根性の体験レポートをされました。
鼻からの内視鏡はおしゃべりをすることが出来ます。決して全く楽々というわけではないのですが、なんとか許容範囲内で受けることができると思います。
お腹の違和感を感じられる方は、あまり悩まずに検査を受けられることをお勧めします。
脂肪はけが悪いとは?
食後中性脂肪がなかなか下がらない方がおられます。内臓脂肪型肥満、糖尿病などによりインスリン抵抗性が増し、
インスリン作用が低下すると中性脂肪を分解するリポ蛋白リパーゼ活性 が低下して、中性脂肪の代謝が停滞して血中に蓄積しまうことが原因です。
「当院採用の電子カルテについての取材です。」
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(株)日本医療企画
CLINIC BAMBOO 11月号
番組紹介より
病院といえば健康診断を受ける場所でもありますが、午前の健康診断の場合、前日は禁酒し、夕食は夜9時までに済ませるなど、注意事項を守るのは大変ですよね。
では、これを守らないとどうなるのか?20〜40代の男性6人に協力してもらい実験です!6人は、注意事項を守った上で受けた血液検査では、何の異常もありませんでした。
しかし、今回の実験では、同じ日の夜、焼き肉屋でそれぞれカルビを4人前、ビールをジョッキ4杯飲んでもらい、深夜0時に食事を終えます。
注意事項を破りまくって、翌朝9時、血液検査を実施すると…20代の3人はほとんど変化がなく問題なしでしたが、40代の3人は中性脂肪が数倍にも上がり、
危険な値に達してしまったのです!中性脂肪が増えた理由は、焼き肉に多く含まれる脂肪と、ビールのアルコールが脂肪の分解を遅らせたためと考えられますが、
なぜ40代だけ異常値になってしまったのでしょう?理由を専門家にうかがうと、40代は20代に比べ基礎代謝と肝機能が衰えているため、
前日の飲食に血液が影響を受けやすいとの事。やっぱり、健康診断の注意事項は必ず守るべきなんですね。
東京都文京区の診療所「山村クリニック」。院長の山村進さん(43)が机の上でペンを走らせる。日本語や英語、時に肺など患部の様子も交えて病状を書きこみ、カルテを仕上げるためだ。ありふれた医療機関での診察の風景だが、書きこんでいる対象は17型の液晶画面。手書き用の電子カルテを作成しているのだ。
「紙のカルテの良さを生かしつつ、電子化して、場所をとらず確実に保管できないか」。医師になって15年以上、紙のカルテに慣れ親しんできた山村さんは昨年手書き用のシステムを導入した。
【診察記録ありのまま】
キーボードで文章を作る電子カルテは前からあるが、文字だけでは「診療の記憶がよみがえりにくい」という。手書きなら「画一的でない個性あるカルテが作れるので、次回見直せばすぐに状況を思い出せる」と考えた。
大学病院などの大病院だけでなく、診療所など小規模な医療機関にも電子カルテの普及は進んでいる。調査会社のシード・ブランニング(東京・台東)によると、診療所向けの電子カルテ普及率は16.5%(2009年)。新規開業では7割が導入しており、手書き方式も徐々に広がりつつあるようだ。
医師の間で整理や保管の利便性にとどまらず、手書きの電子カルテを取り入れる大きな理由がもう一つある。手書きならパソコンに向かい合うのではなく、「患者と対話しながら従来通り自然な診療ができる」(山村さん)からだ。
レントゲン写真や内視鏡検査の画像を取り込んで、カルテに貼り付けるのも簡単という利点もある。写真に所見も書き込め、従来の紙より詳しく症状を書き残せる。
仕事やプライベートでの生活の様々な場面で進むデジタル化。その中で手書きの持つ柔軟さが見直されつつある。