院長日記

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2021年の院長日記

2021.11.29 通常診療に戻って

退院後早くも1ヶ月経過しようとしております。
お陰様で経過は順調です。
退院後の診察では留守をご案じ頂いておられた方が涙を流される場面もあり、私もつられて涙を流しそうになり無理に話題を変えたりしてしまったりしましたが、 本当に感謝しかございませんでした。
地元との繋がりを大いに感じました。
 
現時点で出来るフル回転(以前とほとんど変わりませんが......)で対応しておりますが、コロナが小休止したこともあり、現在内視鏡検査がかなり混み合っております。
場合によっては大学の信頼できるスタッフが対応する日程もございますがご容赦下さい。
 
 
コロナは現時点では落ち着いておりますが、第6波が来る可能性も十分にあり得ます。
今しばらくは第5波と同じようにアルコール消毒、マスク着用、密になることを避ける事に留意されて下さい。

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2021.11.08 無事退院致しました。

先週、2週間に及んだ入院生活も終わり、無事退院することが出来ました。
人生初めての入院となったのですが、今更ながら入院生活とはこういう物なのかと実感することが出来ました。
勿論結論から言えば入院しないに越したことはないです(^^)
ただ、母校を贔屓目に見ているわけではないのですが、皆さんとても良くして頂けました。
これなら安心して母校をお奨めすることが出来ます。
身を持って体験てきたことを良しとします。
 
今回の怪我は本当にラッキーであったというしかございませんでした。
人生どこで足を掬われるか分かりません。
今後十分に注意しながら生活していきます。
 
入院中、クリニックを留守にしておりましたが、大学の消化器内科、消化器外科のスタッフの皆様は本当によくやって頂けました。
特に医局の垣根を越えて手伝って頂けたことには感謝しかございません。
 
勿論、当院のスタッフもいきなり主がいなくなっても大いに踏ん張って頂けました。
これも感謝の言葉しかございません。
 
そして通院されておられる皆様にも本当にご心配をお掛けいたしました。
温かいご心配のお声かけ頂き、十分に癒されました。
 
今後信頼する同級生の手助けを得ながら、少しずつ従来の体制に戻していきたいと考えております。
 
ご迷惑をお掛けしてしまった皆様には本当に申し訳ございませんでした。

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2021.10.28 休診のお詫び

当院受診の患者さま各位

この度は私の不注意によりご迷惑をおかけして大変申し訳けございません。
頭部外傷を受傷してしまったのですが、幸いにも麻痺などの後遺症はなく母校日本医大の優秀な同級生や後輩の先生方の治療により順調に回復しております。
必ず元気な姿でお目にかかりたいと思っておりますので、今しばらくお時間下さい。
また、留守中は同じく日本医大消化器内科、消化器外科の医局のフルバックアップにより私よりはるかに優秀な先生方がサポートして頂いております。
大学と同じくレベルの治療を提供出来ております。
どうぞご安心なさって下さい。
 
またお会いした時にバカやらかしたと高笑いしてやって下さい。
それまでもうしばらくお時間頂けましたら幸いです。
どうぞ宜しくお願い申し上げます。

山村クリニック 
山村進

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2021.08.27 コロナに感染した場合

コロナ感染も第5波は猛威を振るっています。残念ながら2回ワクチンを接種されておられても感染が成立してしまったケースが散見されます。引き続き注意が必要です。
その中で保健所がかなり厳しい運営状況となっております。 以前あまりに血の通わない対応に終始する担当者がいたため、少し冷めた目で見ておりましたが最近は担当者も変わったのか元の一所懸命な方ばかりとなったようで、再び応援している手のひら返しの私です。
 
さて、その保健所業務の逼迫で軽症と判断された場合の患者さんへの連絡が以前の様にスムーズでは無くなっています。下手すると2,3日音沙汰無しという状況もあります。
 
ですので感染が判明した場合、可能な限りの見通しをお話しております。
以前のようにホテルへのご招待もスムーズではなく、自宅療養となるケースが増えておりますが、ここで注意しなければならない点があります。
 
例えばですが、X月1日に家族の1名が陽性となり自宅療養となった場合、その陽性者から10日間はウィルスを排出していると考えられるため、 仮に濃厚接触者となった家族がPCR陰性でもX月10日までは暴露されていたと考えられ、健康観察期間はそこから14日間、つまりX月25日にならないと外に出られないことになります。
 
いや?、長いですね。以前はホテルに行っていたので問題にならなかったのですが、現在のルールではこうなります。 いっその事罹患してしまった方が早いのでは?と思いたくなりますが、仮に重症化したら目も当てられないので感染だけはしないで下さい。現状は搬送先を探すのが困難ですし。
 
ワクチン2回接種済みの濃厚接触者は少し考慮してあげたいのですが、いつになればルールが変わるのか分かりません。
 
いずれにしても現時点では恐ろしい事になりますので呉々もご注意下さい。

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2021.07.30 東京オリンピック

東京オリンピック

暑い夏がやってきました。そして喧々諤々の議論のある東京オリンピックも始まりました。
開会式で江戸消防記念会の方々の木遣り歌をご覧になられた方も多いと思います。
その先頭で歌われていた方は、なんと当院にいらしている方でした!
いや〜、カッコよかったです。素晴らしです。日本の伝統を大事にされておられる方には頭が下がります。
 
オリンピックは無観客で始まりましたが、ワクチンの接種率から考えるとやむを得ない判断だと思います。感染症下の行事としてはこれがスタンダードになるのではないでしょうか。
 
その肝心のワクチンですが、現在供給がほとんど止まっております。当院でもワクチンが入手できれば僅かながらでも接種を行いますが、残念ながら現状の見通しは不明です。
そんな中でGoogleで当院を検索するとあたかもワクチンが接種可能であるような表記が出ます。全くの事実誤認ですので惑わされないようにご注意ください。Googleも現場を混乱させるようなことはすべきではありません。
 
尚、当院は8/8(日)から8/12(木)まで休診となります。どうぞご注意下さい。

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2021.05.24 高齢者新型コロナワクチン接種

高齢者新型コロナワクチン予防接種について5月28日受付分より個別接種の受付も始まります。
6月中旬以降接種分ですが予約は区のコールセンターないしは予約サイトからの受付になります。
当院でも僅かな枠での設定がありますが、必ずしも通院中の方が予約出来るわけでは無いことをご承知置き下さい。
 
通院されておられる方から当院での接種希望の声を多く伺います。
当院は従来よりインフルエンザのワクチンや文京区区健診などは予約無く対応出来るようにしております。
但し、今回の新型コロナワクチンの予防接種は様相がかなり異なります。
最大の難点はワクチンの数に限りがあり、殆ど無駄に出来ないと言うことにあります。
その中で必ず5あるいは6の倍数の人数を予約受け付けて行くことは6/15より始まる文京区区検診、胃癌内視鏡検診が同時にスタートし、尚且つ発熱外来で患者さんのコントロールを行っている中では現実的に不可能に近い状況であることをご理解下さい。
ご経験のある方ならご存じでしょうが、内視鏡の電話予約だけでも基礎疾患の確認、内服薬の確認などで電話での説明のお時間もかなり要します。
ただでさえ現状でも電話が繋がらないと苦情を受けることがありますが、これ以上の電話予約は回線的にも困難です。
増やせば良いと思われますが、対応出来るスタッフも限りがあります。
今しばらくインフルの時と同じように予約なしでも接種できる位ワクチンの供給が落ち着くまで、ご不便かとは存じますが集団接種での接種にご協力頂けましたら幸いです。
オリンピックのスポーツドクターはやりませんが、集団接種のワクチンのお手伝いには勿論スタッフ含めて土日も参加します。
 
緊急事態で大変な時期があったね、と早く笑える日が来ればいいですね。

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2021.04.23 緊急事態宣言って・・・

11周年、12年目に入りました。

新型コロナの勢いがまたぶり返したという事で緊急時代宣言が出されようとしております。
特に飲食店は酒類を提供してはいけない、というまるでアメリカの禁酒法のような感じです。
当然、時短も継続ですが正直そこには見せしめ以外の意味はあるのか?と感じます。 そこに強い規制かけて効果あるのでしょうか???
すでにコロナの話が出て1年以上経過しています。
その割にはやり方が全く進歩していないです。
東京都自ら発表している各種のモニタリング項目では飲食での感染率は7.5%で全体の第4位です。
むしろ感染ルートの第1位は同居、つまり家庭内です。
であるならば、この際家にいてもマスク外さない、なるべく家人とも距離を置くといったキャンペーン張った方がはるかに合理的ではないでしょうか。
いらない規制をかけるよりより実勢にあった対応をすべきです。
 
さて、新型コロナワクチンの一般医療者向けもやっと文京区でも始まりました。
私も先日第1回目の接種を受けました。
幸いなことに腕が痛くなった以外の副反応はありませんでしたが、2回目の接種は色々とありそうなので覚悟しております。
高齢者一般接種も5月末ごろから始まります。
現状文京区では集団接種で対応予定です。いずれ個別接種(当院などでの接種)も始まるかも知れませんが、予定は未定です。
ただ、ワクチン接種については厚労省がV-SYSなる予約システムを作り、それを利用するように通達がありましたが、最近になり東京都も独自のシステムを作り案内してきております。
同じ事業に2つのシステムが存在するという混乱が生じつつあります。
そのような状況の中では個別接種については様子見とせざるを得ないところです。
いや〜、懲りない(^^;

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2021.04.07 新型コロナワクチンと愚痴

すっかり更新をサボっておりました。あっという間に桜も散ってしまいました。
 
さて、いよいよ新型コロナワクチンが大病院を中心に始まっております。
よく患者さんから「ワクチン打ちましたか?」と聞かれますが、一般医療従事者への接種はまだ先になりそうです。
ワクチン接種の枠組みは非常に混迷を来しております。
医療従事者向けと一般向けのシステムは違います。
医療従事者向けに限って言えばコロナの最前線の病院が必ずしも真っ先にワクチン接種を受けられておりません。
自院以外の医療従事者向けに接種を行うとした病院にディープフリーザー配ってそこから振り分ける事になっておりますが、実はワクチンが手に入ってから途中で約束を反故にして自院のみにしか対応しなくなった大病院が数件存在します。
そこではまったく患者さんと接することのないセクションの従業員まで接種が開始されているのにも関わらず、コロナ病院となった某病院にはワクチン配布が遅れるという信じられない事態も発生しております。
それもこれも東京都のコントロールが場当たり的で右往左往していることによります。
今回のコロナについて、既に1年以上経過しているにも関わらず行政は今更何を?!という事を平気で言ってきております。
第4波に向けて在宅患者のフォローアップを一般開業医にやらせようとしております。
そんな事、今まで考えなかったの?と呆れると共に、そもそも会ったことも話したことも無い患者さんの状態が悪化した場合の相談をしろと言われても、困ります。
何が出来るのでしょう?出来ることとすれば状態が悪そうなので入院の手配を保健所いしてくれと頼む位です。
それって、何の意味があるのでしょう?そもそもセンターに相談あった時点で保健所が動けば良いだけです。
そんなところに下らない予算使う位なら他にすることがあるでしょう。
取りあえずやってますというポーズ作りだけです。
最近の行政のお粗末さには目を覆いたくなります。
cocoa然り、コロナ報告の厚労省と東京都への同じ内容をそれぞれ別々に毎日!報告しなければならない無駄さ、ワクチン接種の杜撰さ。
役人は倒産の危機がないので一般人と比べると感覚がずれている気がします。
最初は同情していた保健所にも今となっては冷めた目で見ております。
皆さんがとは言いませんが、同じ役所の人をして、彼らは世間知らずで傲慢である、と言われた意味も分かってきました。
 
愚痴を挙げればキリがないので、この位にしておきます。
 
さて、最近ワクチンについての安全性の話題が上がっております。
長期的な影響は時間が経ってみないことには何とも言えないのですが、ひとつ、アレルギー反応としてありうることとして、ワクチンに含まれるポリエチレングリコールの件があります。
これにアレルギー反応起こす可能性があります。
なんでこんな物入れているのか?と言えば、ワクチンの一番重要なmRNAは極めて不安定でポリエチレングリコールで覆って壊れないようにしているのです。
このポリエチレングリコールと交差反応性が懸念されているものにポリソルベートがあります。
ポリソルベートを使用しているワクチンで肺炎球菌ワクチンの「プレベナー13」、インフルエンザHAワクチン「第一三共」、HPVワクチン「ガーダシル」、 日本脳炎ワクチン「エンセバック」、ロタウィルス「ロタテック」、不活性ポリオ「イモバックス」などがあります。
これらを接種したときに副反応が強く出た場合は注意を要します。
また、2週間以内に他の予防接種された場合も接種が出来なくなります。
ポリエチレングリコールそのものは大腸内視鏡検査の時の下剤に使用したりするのですが・・・・
 
また、2回目の接種のあと、34%の方に発熱、倦怠感などが強く出るようなので、スケジュールは慎重に組んだ方が良いようです。
 
早くワクチン接種がターニングポイントなれば良いですね。

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2021.01.19 11周年、12年目に入りました。

11周年、12年目に入りました。 今年も1月18日を無事に迎えることが出来ました。
そんな中、嬉しいサプライズが。
開院日を覚えて下さっていた患者さんからお花のプレゼントを頂きました!
最初は何だろう?と思っていたのですが、職員一同感激致しました。
本当に有り難うございました!
 
さて、新型コロナの勢いが残念ながら止まりません。
そろそろ身近なところでも感染の話を聞くようになって来たのではないでしょうか?
昨年5月頃に一時期東京でも一桁まで減少したはずのウィルスが再び息を吹き返して大流行している現在、残念ながら自然消退をイメージすることは出来ません。
望みはワクチンでしょうか。
 
今後、ウィルスが常に存在する世の中を想定していかなければならないかも知れません。
そのためには画一的な感染対策ではいずれあちこちに歪みが来ると思われます。
世代などを考慮した対応が必要になると思われます。
逆にその対策を取らなければいずれ取り返しのつかない事態になってしまうと考えております。
センセーショナルな題目ならべるメディアには流されないようにしましょう。

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