院長日記

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2022年の院長日記

2022.12.30 AI機器の導入

AI機器の導入

あっという間に年の瀬を迎えております。
夏から更新を例によってさぼっておりましたが、その間にコロナの第7波が終わり第8波が来ております。
BQ1.1に置き換わりが始まったのか、BA5対応のワクチンを接種してもコロナに罹患するケースもありますので、ワクチン接種しても感染する可能性があるということは認識しておいた方がいいです。
同時流行が危惧されているインフルエンザですが、幸い大流行はしておりません。
日本人の律儀なマスク着用と手洗いが功を奏しているのかも知れません。
であれば毎年この生活をすれば大流行は防げるのかも知れません。
今後の推移に注視したいところです。
 
さて、当院ではついにAIの機械を導入することになりました。
手始めに胸部X-pの補助診断に病変検出のソフトウェアを入れることになりました。
とは言え大それたモノではなくて、小さなBOX状の機械をPCにくっつけるだけです。
過去の肺がん検診の2次読影で漏れたケース(1次読影では引っかけたので大丈夫でした)を試しにテストしたのですが、しっかりと検出してくれたので、これさえあれば一安心です。
一人でも肺がんが早期で見つかれば幸いです。
もちろん、病気が無いに越したことはないのですが。
 
話は戻りますが、最近コロナの症状が以前に比べて軽くなってきた?こともあり、大したことが無いだろうと来院される方がおられます。
お気持ちはわかるのですが、院内には重病を抱えられた方もおいでになることもあります。
当院の管理としてどうしても隔離して診察せざるを得ず、直接来院された場合スペースの都合上出直して頂くこともございます。
どうぞその辺りのご協力を是非とも宜しくお願い致します。

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2022.07.20 コロナ感染者数増加について

コロナ重症者数は東京で7月20日現在18人です。
少し遅れて増える事を考えても今後第6波程度ではないでしょうか。
 
報道ではやれ後遺症がとか騒いでおりますが、通常の肺炎でも線維化などは残る事はあります。
いつもの風邪でも喉は痛いですし、咳は出ます。
重症者数を考えるとインフルエンザと大差ないと考えます。
そして診断にPCRを求めれば余計なものも拾い上げます。
ちょっと変だと感じたら直ぐに医療機関へとなれば、そりゃ医療機関も機能不全になります。
 
現在、当院でも濃厚接触やらなにやらでスタッフ数が減少しております。
通常診療を維持することが最低条件ですので、多くの発熱患者さんに対応するのは現実的には厳しい状況です。
ただ単に検査だけするのであれば数をこなせるのでしょうが、お話聞いて、診察して、検査して、結果をご説明して処方して、など一連の流れではどうしても時間が掛かります。
その中で残ったスタッフも疲労の色が濃くなってきております。
どうぞそのあたりもご理解頂ければ幸いです。
 
武漢コロナの時代とはフェーズが違います。
そろそろ5類を真剣に考える時期だと思います。
ゼロコロナを目指すなら話は別ですが。

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2022.07.14 悲しい週末でした

京都、伊勢

7月8日は忘れられない日になりました。
安倍晋三元首相が暗殺されるなど、まったく想像にも出来ない事件が起きてしまいました。
100%完璧な人などこの世にはおりません。そういう点では十分に満足できる政治運営をされてきたと思います。
 
7月13日、午後の休診時間を利用して、初めて自民党本部に行き献花、記帳をしてきました。
自分はちっぽけな医院を運営しておりますが、それでもあたふたとする事ばかりです。それなのに国を動かすリーダーを長期に渡り務められたのには、自分には出来ない事ですので素直に尊敬します。 あーだこーだと、講釈垂れる人ほど何も出来ない事が多いと常々思っております。
午後の遅めであったためか、学校帰りの高校生の制服姿が目立ったのには驚きました。 敷地内外でかなりの人数が絶えず並んでいて、永田町駅3番出口には献花を携えた人が多くおられました。葬儀当日はもっと凄かったそうです。
記帳に来られていたのが若者から現役世代が中心になっていたのは、いかに期待されていたかの表れだと思います。日本を支えていた柱が折られてしまいました。
今日この場に未来を背負う若者が素直に気持ちを表せている姿を見て、まだ日本も捨てたものでは無いなと小雨にあたりながら眺めておりました。

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2022.05.24 ウィズ コロナ

京都、伊勢

しばし、更新をサボってしまいました。決して我が身にまたまずいことが起きた訳ではございません。
 
このGWを利用して久々に京都、伊勢を回って来ました。
間際で決めた日程でしたので殆ど行き当たりばったりでベタなコースしか選ばなかったのですが、やはり王道の魅力はそれなりに説得力がありました。
 
オミクロンの勢いは多少は下がって来ている中での旅行となりましたが、人出は以前と殆ど変わらない印象でこれに外国の人がいたらどうなってしまうのか、 感染と言う観点以前の問題として考えさせられました。
キャパオーバーですね。
しかし、こうやって日常を少しずつ取り戻して行くのでしょう。
 
個人的に一番突き刺さったのは「山村牛乳」でした(^^;)

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2022.01.21 コロナ大爆発

新型コロナのオミクロンの感染大爆発が起きております。
 
今までの第5波より酷い様な印象があります。
現状、新型コロナ感染疑いの患者さんの診察制限をせざるを得ない可能性が高まっております。
まずにPCR検査に必要な資材の供給が滞っております。これでは戦えません。また、診察が出来るスペースが限られており、一日に診察出来る人数に制限がございます。 院内でお待ち頂くことは出来ないため、時間で来院して頂いておりますが限度がございます。
また、院内スタッフにも濃厚接触などでの勤務制限が発生しております。医療従事者には連日検査陰性で勤務が認められておりますが、個人的にはザルであると考えております。 昼間元気でも夜におかしくなるなんて事はざらにあります。
 
不幸なことに文京区の区健診の締め切りが1月31日になっており、文京区は感染爆発による締め切りの延長は考えていないようですので、今週から駆け込み健診の方も増えております。
一般診療と感染症の両立は極めて困難であることを見せつけられております。
 
連日コロナ感染報告を保健所に行っておりますが、保健所も深夜までオーバーワークで頑張っておられます。
これ以上彼らに仕事を求めるのは酷です。 当院でもお手伝い出来ることは行っておりますが、最近の印象として家族が感染して濃厚接触者となった場合、すぐにPCR検査を行っても陰性と出るケースが多く、 発症して初めて陽性になり、何回もPCRセンター検査しなければならない事が頻回に見られます。
当院でも今後濃厚接触者については発症してから検査する方針と致します。

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2022.01.11 オミクロン

新年明けましておめでとうございます。今年も宜しくお願い申し上げます。
さて、新年早々、ついに第6波の襲撃が始まりました。
今回のオミクロンと言われているのは、前のデルタに比べて感染力が高いことが特徴的です。
ですので今まで以上の注意が必要かと思われます。
ただ、第5波が収まり年末年始の活動性が以前よりぐっと高まっております。
恐らく感染爆発は避けられないのではないかと危惧しております。
そんな中、重症化し難いのでは?とも言われております。
そうであれば泣きっ面に蜂ではなくなり、季節性のコロナの仲間入りが近い?なんて一縷の望みも出てくるのですが、注意しなければならないのはデルタが完全に消滅していないことです。油断してデルタに感染するとこれも厄介です。
世の中では2類感染から5類感染に落とすべきという話もありますが、もう少し様子を見る必要があります。
5類に落とせば確かにいろんな制約がなくなりますが、その反面医療費がもろに被ってくることになります。
コロナの内服薬も最近出てきましたが、あれは8万前後費用が掛かります。また、コロナの検査も結構な費用がします。そのあたりのバランスも考える必要があります。
 
さて、年末にかけてかなり忙しかった印象がありました。自分の入院で休んだ分のつけが回ってきたのだと思っていたのですが、よくよく調べてみたら内視鏡の検査件数が開院以来最高の件数でした。
年間の中で途中ペースが落ちた時期がありましたので、ここに来てぐっと検査の波が来たようです。
確かに検査控えで実はまずい事態に陥ったなんて話も出ておりますので、検査受けられるのは良いことなのですが、例えば文京区の胃癌内視鏡検診は今月が締め切りです。
現時点で内視鏡の検査枠は残り僅かです。
つられて大腸の検査枠も殆どございません。
当院のような小さな医院はスピードがもっとうなのですが、それが果たせないのに忸怩たる思いがあります。
大変申し訳ございません。
何とか検査出来るように職員一同フル回転で頑張っておりますのでご容赦下さい。

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診療日・時間

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